top of page

和室の畳をヘリ無に

宅の和室のイメージを変えたい!

・・・縁無の和室にしたい、そんなお客様のご相談があります。

本来、縁無畳=琉球畳!と思われる方もいらっしゃいますが、

近年住宅展示場で見かける和室の縁無畳は

“天然イ草の目積表”か“和紙の目積表”のモノがほとんどです。

実際に琉球畳を新規ですと、床は藁で1帖5万円(税別)以上で

半帖畳は3万5千円(税別)以上になります。

※余談ですが、天然物を栽培する農家が減り

琉球表を手に入れるのに半年待つ事もあります

和紙表の縁無畳を新建材床で新規でも1帖2万円(税別)

半帖畳は1万4千円(税別)になります。 

  ここではイ草の畳表ではなく、和紙で

出来た畳表で半畳縁無畳を市松敷きに

変更したお部屋のご紹介を致します。

右の3枚の写真は普段見る畳と同様の

「銀白色」ですが、光の射し方によって

縦・横の色合いが違って見えます。

色のバリエーションは、10数種類あります。

                                                         

 工事の流れと工事価格をご説明します。

まずは見本を持って現状の確認に伺い、

見積りをしながらご説明します。

新畳に入れ替えるのが

一番よいのですが、コストを抑えたい方には

畳床の再利用をご提案致します。

写真の再利用工程を確認て、

下の料金を比較してください。

 6帖間を和紙畳表縁無半帖新畳へ入れ替える場合は・・・  

   (古畳床処分料2000円×6枚)+

    ( 和紙畳表縁無半帖新畳14000円×12枚)+(消費税10%)=198,000円  

                      

 6帖間を畳へ改造する場合は・・・ 

 (和紙へり無畳表半帖取り替え9800円×12枚)+(カット加工料2000円×6枚)+

 (消費税10%)=142,560円

 畳表の色の変更は無料ですが、織り方や複数の色を使用したモノは

 値段も上がりますが既存の畳床を使用すると“55,440円”安くなります。

  畳床の状態や今までの使用年数の確認が必要です!!

  目安としてマンションなら6年~10年使用した床、 

 藁床を使用していれば15年位なら縁無への改造は可能です。 

◆縁付き和紙の畳の工事価格             

 

        新  畳           表  替     .

      1帖 15,000円(税別)     1帖 10,800円(税別)  .

 

  上記の価格は、「銀白色」と「黄金色」の価格です。

  他の色につきましては、プラス1,500円と別途縁代を頂きます。

 半畳については、上記の価格の7割となります。

 ◆縁無和紙の畳の工事価格              .

 

           新  畳             表  替     .

 

     半畳14,000円(税別)     半畳  9,000円(税別) .

        1帖20,000円(税別)      1帖 13,000円(税別) .

 

カラー畳(銀白色以外)については、上記の価格に半畳ものは1,000円、1畳ものは1,500円を上乗せします。

また最近のマンションの場合、通常みられる55㎜~60㎜の畳ではなく、30㎜以下の畳になっていることが多く見受けられます。料金が変わります

和紙の畳とは

和紙畳表の特徴は・・・建材メーカーの大建工業(株)の『健やかくん』という製品です。

健やかくんの特長

1 ダニ・カビの発生を抑えます・・・高温熱処理減菌済み、アレルギーやアトピー性皮膚炎の原因のダニやカビの発生が    

                      少ない。

2 撥水性に優れています・・・樹脂コーティングされていますので、万が一飲み物をこぼした場合は拭くだけ。

3 美しさが長持ちします・・・ほとんど色あせることもなく、新品のような色合いのままお使いになれます。

4 耐久性に優れています・・・傷やすり切れ難い、通常の畳に比べ約3倍の耐久性があります。

5 低ホルムアルデヒドに対応しています・・・低ホルムアルデヒド放射量はわずかです。

※ アトピー性皮膚炎は?・・・日本アトピー協会が推奨する別の商品をご用意いたします。

近年は日本人の生活様式・価値観・感性等が多様化して、『畳は良いけど、この部屋の使い方にチョッと・・・』と、悩まれている方のご相談をお受けます。

開発された畳表素材(和紙表・樹脂表・PP表)は“天然い草”とは全く違う、似て非なる材料だと言う事をご理解いただけますようご説明します。

新素材の畳表は大きく分けて紙系とプラスチック系(樹脂・PPは表現こそ違いますが、どちらもプラスチック)の2種類です。和紙表・樹脂表・PP表のいずれも傷み過ぎていなければイ草表同様、裏返しが出来ます。

和紙表の説明を・・・機械すきの和紙を短冊状にカットした原材料を特殊技術で8回紙縒り、1本の草状に仕上げ織機で畳表に織り上げます。表面には撥水加工を施していますので、数年間は水系をこぼしたとしても素早く拭き取ればシミ等が付き難い特徴を持っています。染料は化粧品にも使われている《顔料》を使用していますので、安心・安全です。紫外線による日焼け・色褪せ等がイ草と比べてし難いのが特徴です。畳として使いますので、当然長い間には汚れますし痛みます。でもイ草で見られる衣類に付着する「ささくれ」と言った傷み方はしません。新素材の中で、最も【天然い草】の風合いに近い材料です。
ここまでを読むと、和紙表は畳表として完璧な材料に聞こえると思いますが、天然い草が持つ優れた機能の調湿性・芳香性・抗菌性・森林浴効果などは持ち合わせていないのも特徴です。

樹脂表の説明・・・材料の特徴は基本的には和紙表と似ていますが異なる一番の違いは原材料、プラスチックで作られています。樹脂そのものには水分は一切染み込みません。ホテル・旅館・介護施設・ペット共生世帯等によく使われます。但し、高熱・火気には弱く太陽が長時間当たる部分は高熱を帯びます。製造方法はプラスチックをテープ状にして特殊技術で1本の草状にして織機で畳表に織ります。この構造にした1番の理由はクッション性です。確かに新素材の中では一番柔らかな触り心地ですが、擦れ等で表面の熱癒着部分が剥がれるとケバ立ちます。水系が染み込まない事が特徴ですので、夏場などでのベトつき感は否めません。天然い草が持つ優れた機能の調湿性・芳香性・抗菌性・森林浴効果などは持ち合わせていません。染料は和紙表と同じ《顔料》で、溶かしたプラスチックに混ぜています。

PP(ポリプロピレン)表は、特徴はほぼ樹脂表と同じですが、違う部分は新素材の中で強度が1番です。車椅子を使用しても剝けたりしない程の強度があります。プラスチックを溶かして「ところてん」の様に押し出し1本の草状に作っています。この製造方法で表面強度を生み出しています。断面に細かい穴状の発泡痕で、ある程度のクッション性が有ります。高熱・火気には弱く、太陽が長時間当たる所が高熱を帯びる点も樹脂表と同じです。調湿性・芳香性・抗菌性・森林浴効果などは持ち合わせていません。ベトつき感も樹脂表同様です。

各新素材の魅力はなんと言ってもそのカラーバリエーションと色の安定性です畳デザインを自由に出来ます、どんなラインナップがあるのかは、どうぞお問合せ下さい。

​築10年位のマンションの畳表替えを半畳に

カットして和紙縁無畳にしました畳床の

厚みは24mm~60mmなら可能です。

bottom of page